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コーディネーターVOICE

給与、労働時間、仕事量、人間関係…「保育士の4大退職理由」を解決する転職のすすめ

「今の仕事を辞めたい」「転職したい」と思う理由は人それぞれですが、保育士の退職理由は、主に4つに分類できます。給与、労働時間、仕事量、人間関係。東京都が2018年に実施した保育士実態調査でも、上位はこの4つでした。

今回は、先に転職を経験した保育士の先輩達の事例をふまえて、転職でこれらの不満を解決するための方法を考えていきましょう。

給与は条件をしっかり選べば解決しやすい

4つの退職理由のうち、給与に関する不満は転職で解決する可能性が高いといえます。求人情報に記載されている給与額は明確で、業務内容や就業条件と合わせてチェックできます。純粋な給与額だけでなく、手当や賞与の有無といった条件が変わるだけでも、実際の経済状況を大きく改善できるケースがあります。

待遇面の改善を目的とした転職で気をつけるべきは、条件を細かく確認することです。月給だけでなく住宅補助や通勤手当の規定、固定残業代の有無も忘れずにチェックしておきましょう。

労働時間と仕事量は、より踏み込んで知る姿勢が必要

出勤・退勤の時間はたいていの求人に記載されているものの、「出勤から退勤までの時間=労働時間」と思っていると、転職後にギャップを感じる原因になり得ます。残業はどれくらいあるのか、行事前など忙しい時期のスケジュールはどうかなどを細かく聞いておきましょう。

労働時間と業務量は、数字を確認するだけでなく、今の仕事との違いを整理するようにしてください。経験したことがない仕事や、苦手な業務が多いと、おのずと残業時間は増えてしまいます。ラクかどうかではなく、自分が望む仕事かどうかで判断するようにしましょう。

人間関係は外から見えにくく、判断が難しい

4つの退職理由の中で、転職時に判断するのが一番難しいのは人間関係です。求人情報で見極めるのはまず不可能なので、できれば職場見学をしておくとよいでしょう。

新規にオープンした保育園は人間関係が固まっておらず、既存の組織に入っていくよりも関係を築きやすい傾向があります。逆に、長く勤務している保育士が多い園は、働きやすい環境であることが期待できます。こういったことも、面接等の機会にしっかり確認する必要があります。

そもそも希望条件はどうやって決める?

上記4つの退職理由をすべて改善できる求人は、簡単に見つかるものではありません。希望には、ある程度の優先順位づけが必要です。また、条件がよくなるほど、選考のハードルも比例して上がっていきます。どれくらいのハードルなら飛び越えられるのか、自身で見極めるのはなかなか難しいものです。

ハードルを越えるためには、常にスキルアップを意識しつつ、現在の自分の市場価値を客観的な視点で見てもらうことが不可欠です。そこで活用できるのが、転職エージェントサービスです。

転職エージェントを利用すれば、多数の保育士転職に携わってきたプロの目線で、現実的かつ納得のいく条件を見つけるサポートが受けられます。自分がなぜ転職したいのかをしっかり見つめ直し、譲れない条件と妥協できる条件を決める…後悔しない転職をするために、プロのアドバイスを活用してみてはいかがでしょうか。

求人についてより深く知りたいときにも転職エージェントが役に立つ

保育士転職において情報収集が大事ということは、既に説明した通りです。しかし、選考の場で先方に根掘り葉掘り聞くのは気が引けるという人もいるでしょう。そんなときも、転職エージェントが役に立ちます。

「保育キャリアベース」は、保育士に特化した無料の転職支援サービスです。保育士求人にまつわるさまざまな疑問について、あなたの代わりに保育園に確認することもできます。保育園とのネットワークを活かして、それぞれの組織・体制や実際の職場の雰囲気といった情報も持っているので、ご希望に合った求人をご紹介できます。

転職のスタートからゴールまで、すべて無料で利用可能です。当社で転職支援させていただいた方は、保育研修を1回無料で受講できます。納得できる保育士転職をしたい方は、ぜひ「保育キャリアベース」にお声がけください。

執筆・監修について

【プロフィール】

木村 文哉。1985年大阪生まれ。新卒で美容業界に特化した採用・教育・集客・経営コンサルティング業を営む会社の営業職にて8年間従事。その後、2016年株式会社Kids Smile Projectへ転職(2020年3月(現)東証グロース市場への上場を経験)し採用責任者として4年間で延べ5,000名以上の面接を行い、1,500名の保育士採用と42園の新規開園を実現し待機児童問題の解決に尽力。また運営部責任者として評価制度・研修制度の構築も手掛け、離職率を前年比8ポイント低減。その後、新規事業の立ち上げ全般も手掛けるなど幅広い領域にて経験を経て、2022年6月株式会社H&C baseを創業し代表取締役を務める。(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314498)

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