Column お役立ちコラム

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コーディネーターVOICE

保育士が働きながら転職活動するには?スムーズな進め方と注意ポイント

保育士に限ったことではありませんが、働きながらの転職活動は、経済的な余裕を確保しながら進められる一方で、時間的・体力的に制約を受けることもあります。今回は、働きながら転職活動をするメリットとデメリットを紹介したうえで、デメリットをなるべく減らしてスムーズに転職を進めるコツについても解説します。

「転職活動を始めたいけど、いきなり退職するのは怖い」「当面の間、働きながらいい転職先を探したい」という方は、ぜひ参考にしてください。

じっくり職場を選ぶなら、むしろ働きながらの転職活動を

退職してからの転職活動は時間に余裕ができることから、転職についてじっくり考えられるメリットがあります。

その結果、早期に転職先が決まればいいのですが、活動が長引くと経済的な余裕がなくなるため、「早く次の職場を決めなければ」と転職先を妥協する結果になりがちです。もちろんブランクが長引けば、採用で不利になるのは否めません。

職場を落ち着いて探したいならば、むしろ働きながらの転職活動がおすすめです。

ただし働いている以上、転職活動は勤務時間外にやらないといけません。情報収集だけでなく、応募先とのやり取りや面接の日程調整など、時間のやりくりが必要です。

日々の保育業務と並行しての転職活動は、体力や精神面での負担も大きくなりがち。こうした苦労を少しでも減らして、保育に支障がでないよう活動を進めていきましょう。

保育士求人のピークを把握しておく

保育士は仕事の性質上、年度が切り替わる4月から新しい職場に入るのが理想です。園側はおおよそ11月~12月に現職保育士の意向をヒアリングしたあと、新体制に向けた人事を考えるので、求人のピークは1月~3月頃になります。

ただし、この時期は求人が増えると同時に、転職活動をする保育士も増えるので注意が必要です。自分に合った求人を逃さずアプローチするためには、転職先のリサーチや自己分析などの準備は早めに終えておく必要があります。

転職は、一般的には3ヵ月から半年かかると言われています。保育士で働きながら転職活動をするなら、余裕を持って半年前から準備をスタートしておきましょう。最初から求人に応募するのではなく、気になる保育園の情報集めや応募書類作りから着手するといいでしょう。

なお、事情があって年度途中での退職を考えている場合は、9月も比較的求人が多い時期ですので、秋を目標にスケジュールを組む手もあります。

本業にもしっかり集中。内定が出たら速やかに報告

働きながら転職活動をするからといって、活動に気を取られ過ぎて本業をおろそかにしてはいけません。内定が出るまでは、周囲に転職の話を漏らすのはNG。人間関係のトラブルにつながりかねないので、気をつけましょう。

多くの保育園で、毎年キャリアに関する意向ヒアリングがあるはずですので、上司にだけ退職の意思を伝えた上で、全体にはいつ告知するかを相談しておくとよいでしょう。退職するタイミングがヒアリングの時期と合わない場合は、退職の2~3ヵ月前には上司へ相談するのがベターです。

一般企業であればもう少し遅くても構いませんが、保育士は人手不足が続いており、急に代わりの人材を確保するのは難しい状況です。引継ぎ期間も必要ですので、子どもたちのためにも少し長めに猶予を取るようにしましょう。

負担を減らしてスムーズに転職するには、エージェントの利用がオススメ

働きながらの転職活動を一人だけで進めるのは、とても大変です。情報収集や書類作成、応募先との日程調整などやることが多い中で少しでも手間を減らすためにも、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。情報収集や日程調整については大部分をプロに代行してもらえるので、気力・体力に余裕を持って選考に臨めます。

保育キャリアベースは、登録から内定まで、あなたの転職をすべて無料でサポートします。さらに、スキルアップを応援するサービスも提供。転職支援させていただいた方限定で、保育に関するさまざまな研修メニュー10種の中から1つを無料で受講できます

保育士の転職活動を始めようとお考えの方は、まずは保育キャリアベースまでお気軽にご相談ください!

執筆・監修について

【プロフィール】

木村 文哉。1985年大阪生まれ。新卒で美容業界に特化した採用・教育・集客・経営コンサルティング業を営む会社の営業職にて8年間従事。その後、2016年株式会社Kids Smile Projectへ転職(2020年3月(現)東証グロース市場への上場を経験)し採用責任者として4年間で延べ5,000名以上の面接を行い、1,500名の保育士採用と42園の新規開園を実現し待機児童問題の解決に尽力。また運営部責任者として評価制度・研修制度の構築も手掛け、離職率を前年比8ポイント低減。その後、新規事業の立ち上げ全般も手掛けるなど幅広い領域にて経験を経て、2022年6月株式会社H&C baseを創業し代表取締役を務める。(有料職業紹介事業許可番号:13-ユ-314498)

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