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保育士採用のプロが教える面接対策!よくある質問と面接官が見るポイントも解説

面接での受け答えや印象は選考結果に大きく影響します。悔いの残らない結果になるよう、事前準備を万全にしておきましょう。本記事では、面接官がチェックしているポイントや、面接でよく聞かれる質問について解説します。

会話の前から面接は始まっている

面接といえば面接官との会話を主にイメージすると思いますが、話の内容だけでなく、立ち居振る舞いも評価されていることは意識しておきましょう。遅刻や無断キャンセルは絶対にNGです。面接中にスマートフォンが鳴ってしまわないよう、あらかじめ電源を切っておくなどの配慮も大切です。

部屋に入ったら、まずは明るく元気に挨拶をし、着席を勧められてからイスに座るようにしましょう。保育士の仕事で大切なのは、子どもや保護者との信頼関係を築くこと。選考では人柄やコミュニケーション能力、マナーなどもチェックされています。

印象よく映るためには、身だしなみを整えておくことも重要です。

スーツやシャツ、ジャケットに汚れやシワがないかは、事前にチェックしておきましょう。爪は短く切りそろえておきます。しっかりと磨いた靴を履き、カバンはシンプルで自立するタイプのものを持参しましょう。

気合を入れるあまり、メイクを濃くしすぎたり整髪料を使いすぎたりすると、かえって印象が悪くなります。保育士には誠実で信頼できる人柄が求められます。イメージに合う、さっぱりとした清潔感のある見た目を意識してください。

面接でよく聞かれる質問

今後の人生を左右するかもしれない面接。緊張するのは当然のことですが、少しでも緊張を和らげるために、面接でよく聞かれる質問にはあらかじめ対策をしておきましょう。どう自分を表現すればいいかを事前に準備できるため、余裕を持って面接当日を迎えられます。

では、さっそく見ていきましょう。面接官が見ているポイントも、合わせて解説します。

よくある質問1:これまでの職務経歴をご紹介ください。

面接における自己紹介のようなものなので、用意した職務経歴書の内容に沿って話せば大丈夫です。順序立ててわかりやすく、簡潔に経歴を話しましょう。志望動機や自己PRは別に聞かれるので、長々と語るよりも1分程度で短くまとめるといいです。

保育士は保護者と直接コミュニケーションを取る機会も多いため、面接官は言葉使いや態度に問題がないかをチェックしています。敬語を正しく使用し、笑顔でハキハキと、相手の目を見て話すようにしましょう。なお、先方の園について話すときは、書類を書くときと同じく「貴園」を使います。

よくある質問2:退職理由と志望理由をお答えください。

退職理由は、なるべく前向きでポジティブに聞こえるように話しましょう。前職に不満があっても、そのまま言うのではなく、「こうしたい」「こうなりたい」といった方向性に変換してみてください。

面接官が退職理由を聞くのは、「またすぐに辞めてしまわないか」と心配しているからです。退職理由と志望動機に整合性があるか、退職理由がきちんと解決されるかをチェックしています。退職理由と志望動機をあえて別々に聞くケースもあるので、事前に準備して、ロジックが破綻しないようにしておきましょう。

志望動機は退職理由に絡めるだけでなく、応募先の園に合わせた内容にすることも重要です。園の方針や理念、特徴などをしっかりとらえて、その園で働きたい理由がしっかり伝わるようにしましょう。

よくある質問3:当社へ入社した場合、どんな保育をしたいですか(何歳児を担任したいですか)?理由も合わせてお答えください。

保育園にもそれぞれ特色があるため、面接官は「うちの園に合っているか」「本当に志望しているのか」を知りたい意図で質問しています。志望動機と矛盾しないよう、より深堀りしていく形で回答するようにしましょう。

自分のなりたい保育士像や目指すための取り組みイメージ、長期的なキャリアプランについて話すのもよし、もっと大きく保育そのものの考え方を絡めて話すのもよしです。

園の方針や雰囲気とは明らかに合わない内容、あまりに我が強いと感じられる内容だと、協調性が低いと見られてマイナス評価となります。働き始めてからのミスマッチを防ぐためにも、園の保育方針などは事前によく調べておきましょう。

よくある質問4:一緒に担任になった先生との関わり方で気をつけていることは何ですか?

保育の仕事は一人で完結しないことも多いです。保護者だけでなく、ともに職場で働く仲間とのコミュニケーションも大切になります。一般論ではなく、自己PRなどで語った自身の人物像を絡めた回答にすると、より論理的で、かつあなたらしさを印象づけられるでしょう。

思いやりがあって、一緒に働きたいと思えるようアピールをするのは大前提。できれば前職でのエピソードを交えると、説得力が増します。あなた自身のことでなく、見習いたいと思った先輩や同僚の話でもかまいません。

ご希望の方には無料で面接対策を実施

人柄やコミュニケーション能力といった要素は応募書類を見ただけではわからないため、面接を通じて判断することになります。自分の良さをしっかりアピールするためには、事前の面接対策が欠かせません。

保育キャリアベースには、人事経験の豊富なキャリアアドバイザーが在籍しています。面接対策をご希望の方には、無料で支援いたします。一人で面接対策するのが不安な方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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